私たちが子供だったころは、英語の授業は中学校から始まっていましたが、2020年からは小学3年生から英語を習い始めるようになりました。
学校での授業だけではなく、幼稚園や保育園から先取りして英語学習を始めたり、塾や通信講座などで追加で学習させる家庭も多いことと思います。
英語に触れる時間は増えているはずですが、「日本人は英語を話せない」という意識が依然として日本に広まっていて、多くの人が英語コンプレックスを持っていると考えられます。
この記事では私がアメリカ留学した経験を基に
- 日本人の日本語英語、日本人英語は一億人の話者のいる英語の一つの形である
- 話者の数としては日本人英語は決して少なくない
- いくつか注意はあるものの日本人英語も十分に理解してもらえる
- 日本人も英語を話せないのではなく、日本人アクセントの英語として自信をもって話すことが重要
ということについて触れていきます。
特に強調したいのは、「日本語なまり」の日本人英語だから英語を話せない!と委縮することなく、しっかり堂々と話しかけるようにしたいという点です。もちろん、なまりがある話し方よりもない方がよいので、練習は続けましょう。英語が得意になると、仕事上で有利になることもある上、異文化への理解をすることで見識が深まり楽しくなります。
さまざまな英語の方言
英語は、世界中で広く話されていて異なる母国語の人同士で会話をするために、現在最も広く使われている言語です。
広く、多くの人に使われる言葉は、自然に地域や文化によって独自の方言が発展します。方言は、言語の特定の地域または社会集団で使用される独自のバリエーションで、音の高低や強弱の違いであるアクセントや、全体的な言葉の使い方や話し方の違いであるなまり(訛り)で、かなり違う言葉に聞こえます。
アメリカに住んでいた頃は、これらの方言の特徴を全部合わせて「アクセント」と呼んでいて、「インド人英語」とか「ニューヨーカー英語」、「日本人英語」についてアメリカ人を含む仲間と話をしていました。
英語には、アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語など、さまざまなメジャーな方言が存在します。
英語の方言の種類と特徴
英語の方言は、地域によっていろいろな異なる特徴があります。
話しているのを聞くと何となくわかりますが具体的に言語化するのは難しいため、様々な英語方言の特徴についてAIに聞いてみたところ、各英語方言には以下のような特徴があるそうです。
アメリカ英語の特徴
- 発音:アメリカ英語のアクセントは地域により異なりますが、「r」の音が強調される傾向があることや「a」の母音が一部の単語で変わるなど、イギリス英語と比較していくつか独特な特徴があります。
- 語彙:アメリカ英語では、「truck」(イギリス英語では「lorry」)、「elevator」(イギリス英語では「lift」)など、同じものを指す単語でもイギリス英語とは異なる表現を使用します。
- 文法:アメリカ英語では過去形よりも過去完了形を使用することが多く、「I’ve already eaten」よりも「I already ate」と言う傾向があります。
- スペル:一部の単語については、アメリカ英語とイギリス英語で綴り方が異なります。例えば、「color」(イギリス英語では「colour」)、また「theater」(イギリス英語では「theatre」)などです。
イギリス英語の特徴
- 発音:イギリス英語のアクセントは地域により異なりますが、「r」の音があまり発音されないことや、一部の母音がアメリカ英語と比較して変わるなどの特徴があります。
- 語彙:イギリス英語では、「lorry」(アメリカ英語では「truck」)、「lift」(アメリカ英語では「elevator」)など、同じものを指す単語でもアメリカ英語とは異なる表現を使用します。
- 文法:イギリス英語では集合名詞を複数形で扱うことが一般的です。例えば、「The team are playing well」という表現です。
- スペル:一部の単語については、イギリス英語とアメリカ英語で綴り方が異なります。例えば、「colour」(アメリカ英語では「color」)、また「theatre」(アメリカ英語では「theater」)などです。
インド英語の特徴
- 発音:インド英語のアクセントは地域や教育レベルにより異なりますが、一般的には母音と子音の発音が標準的な英語と異なる特徴があります。
- 語彙:インド英語では、地元の方言やヒンディー語から借りた単語が頻繁に使われます。例えば、「timepass」(暇つぶし)や「prepone」(前倒しする)などの単語は他の英語圏ではあまり見られません。
- 文法:インド英語では、過去形や現在完了形を使う代わりに現在形を使用することが多いです。さらに、「isn’t it?」というフレーズが一般的な疑問形を作るために使われます。
- 表現方法:インド人は時折丁寧過ぎるかもしれないと感じられるような表現を使うことがあります。「Could you possibly…」や「Would you be so kind as to…」といった表現は、リクエスト全体を通して敬意を示すために用いられます。
中国英語の特徴
- 発音:中国語は音節言語であるため、中国人が英語を話すときに音節の強弱やリズムが一致しない場合があります。また、”l” と “r” の音、また “v” と “w” の音を混同することもあります。
- 語彙:中国英語では、直訳された表現や成句がよく使われます。これらは時々「Chinglish」という形で知られており、一般的な英語と異なる意味を持つこともあります。
- 文法:中国英語では、助動詞や前置詞の使用が省略されることが多いです。例えば、「I go school」(私は学校に行く)のような表現です。
- 表現方法:中国人は直接的な表現を好む傾向にあります。このため、「Yes/No」の質問に対して直接的な回答を行うことが一般的です。
日本英語の特徴
- 発音:日本人が英語を話すときの発音は、母国語である日本語の影響を強く受けています。例えば、「r」や「l」の音を区別することが難しく、「th」の音も一般的に「s」または「f」として発音される傾向があります。
- 語彙:英単語を直訳したり、和製英語を使ったりすることがよくあります。これらの表現はネイティブスピーカーにとって意味が理解しにくいことがあります。
- 文法:日本人英語では、助詞や前置詞の使用が省略されることが多いです。また、日本語の影響からか過去形や進行形など時間に関連する表現も混乱しやすい部分です。
- 表現方法:日本人は自己主張を抑える文化があるため、「I think…」, 「Maybe…」, 「I believe…」など断定的ではなく確信度の低い表現を用いることが多いです。
英語の方言別話者数
英語にはいろいろな方言があることを学んできました。日本では「英語」というとアメリカ英語を示すことが多いように感じますが、話者として「アメリカ英語」などを使う人がどのくらいいるのかという概算を見ていきます。
- アメリカ英語:230,000,000人程度(2億3000万人)
- イギリス英語:60,000,000人程度(6000万人)
- オーストラリア英語:25,000,000人程度(2500万人)
- ニュージーランド英語:4,790,000人程度(400万人強)
話者の数としてもアメリカ英語を使う人数は最多で、英語の代表格として知られるアメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語の順で並びます。
ただ、母国語ではないものの日常的に英語を使う人たちを入れたリストを作ると一変します。
- アメリカ英語:230,000,000人程度
- インド英語:125,000,000人程度(1億2500万人)
- フィリピン英語:90,000,000人程度(9000万人)
- イギリス英語:60,000,000人程度
- オーストラリア英語:25,000,000人程度
イギリス英語とオーストラリア英語よりも、インド英語、フィリピン英語の方が話者が多いのです。
さらに、勉強して英語を使えるように学んだ人の人数を概算したものでは、中国人は推定300万人近くが英語を話すようで、都市部では英語学習に力を入れる人が多いために今後どんどん増えていくものと思われます。
英語を話す日本人の数
ひるがえって、日本ではどのくらいなのか、正確な統計はありませんが、流暢に英語を話すと自己申告する人は10万人から20万人だという話もあるようで、英語で道を尋ねられて答えられるのが20%前後だとか、話せる人は10%だとか、問題なく使える人は2.5%だとか、少し古いデータというのもありますが、一見するとかなり少なく見えます。
ただ、この数字を日本の人口約1億2500万人と掛け合わせると、
- 道を英語で案内できる人…… 2500万人
- 英語を「話せる」人…… 1250万人
- 問題なく英語を使える人…… 310万人
かなりの人数になります。
問題なく英語を使える人も中国人と同じくらいは存在すると推定されますし、英語を母国語にするニュージーランドの英語話者に近い人数の日本人が英語を操ることができるということがわかります。
アメリカ英語の中の方言
英語の中でも、アメリカ英語を話す人数が最多でしたが、そのアメリカ英語の中にも多くの方言があります。
もともとアメリカ英語は、17世紀にアメリカに移住してきたイギリス人によってもたらされた英語が変化していったものです。その後、アメリカでの独自の歴史と文化の発展により、アメリカ英語は独自の発展を遂げました。
アメリカは移民の国なので、メキシコや中南米からの移民が多いフロリダ州やテキサス州、カリフォルニア州の南部などでは、スペイン語訛りが多かったりもします。
主要なアメリカ英語の方言と特徴
アメリカ英語には、地域ごとに独自の方言があり、それぞれに特徴があります。
主要なアメリカ英語の方言と特徴を先ほどと同じく、AIに聞いてみた結果です。
1. ニューヨーク・アクセント: ニューヨーク市とその周辺地域で話される方言で、特に”The Bronx”地域でよく聞かれます。このアクセントでは、”r”の発音が強調され、一部の単語では”c”や”t”の発音が変化する傾向があります。
2. サザン・アクセント: 南部の州で話される方言で、特にテキサス州やミシシッピ州などで特徴的です。このアクセントでは、”r”の発音が弱まり、母音の発音に特徴的なスローさや牽引力があります。また、一部の単語では特定の音節の音楽的な発音が聞かれます。
3. カリフォルニア・アクセント: カリフォルニア州で話される方言で、特にサンフランシスコ地域でよく聞かれます。このアクセントでは、母音の発音が特徴的で、”a”や”o”の音が短くなる傾向があります。また、一部の単語では”r”の発音が弱まることもあります。
代表的に良く知られている方言はこのくらいですが、カナダ英語やミネソタ訛り、五大湖訛りなどもメジャーのようです。
日本でも東北弁や大阪弁、博多弁など、相当ゆっくり話してもらわないとお互いに意味が通じないことがあると思います。英語も同じで、異なる地域から引っ越してきた後「何を言っているのかわかるまでに数年かかった」と言っている人に何度かあったことがあります。
個人的には、ニューヨークの英語はスピードが早く、カリフォルニアは少しゆっくりだと思いますし、南部訛りは発音が他の地域と全く違って、最初はわかりませんでした。
日本人英語の特徴
日本人が話す英語で、これまでに私が感じた問題点などを書いていきます。必ずしも正しくはないかもしれないので、ご意見があればコメント、問い合わせ等からお願いします。
日本人英語の一番の問題点は発音ではない
日本人が英語を使う際に最も問題になるのは発音ではありません。
英語を学習する際、日本人が一番こだわる点は正確な発音である傾向は強いですが、英語を実際に使う場面では発音の良し悪しは最大の障壁ではありません。
構文や単語選択の問題で相手に伝わりにくいことが多く、さらに言うと話す時のイントネーションや話し方、伝えたいことを話さない、などの方がより大きな問題だと感じます。そのため、発音よりも内容に意識を向けて話すことが重要です。
だから何?「月が綺麗ですね」は通じない
近代日本を代表する作家の夏目漱石が英語教師をしていた時に「I love you.」を「月が綺麗ですね」と訳したという逸話があります。
「我君を愛す」と訳した生徒に対して、「日本人はそんなこと言わない。『月が綺麗ですね』とでもしておけ」と指導したという、この都市伝説としてよく知られる「月が綺麗ですね」話が本当だったのかわからないらしいですが、この逸話に通じる英語の使い方を日本人は今でもしています。
人に何かを頼むときに使う表現を学校でいくつか習ったと思います。例えば「ペン貸して」と頼むとき、
- Give me a pen.
- Please let me borrow a pen.
- Can I borrow a pen?
- May I borrow a pen?
- Would you let me use a pen?
- Could you let me use a pen?
- Would you mind if I ask you let me use a pen?
のように習ったと思います。疑問形で終わっている文章を丁寧な表現として学びました。
一応は通じるのですが、「貸してもらうことはできるか?」とか「貸してもらったら問題か?」と聞くのと、「貸してほしい」「使いたい」というのは別の話であるとアメリカの友人に言われました。
つまり、「できますか?」と聞いた場合には、それをする余裕、余地があるかを確認しているだけで、お願いする表現ではないと感じるらしいのです。よく考えれば日本語であっても勘違いしかねない表現ではあるので、相手によっては通じない可能性もありますから気を付けましょう。
おどおどしている
日本人は自分の英語に自信がない人が多いです。
私も自信はないですが、できるだけ堂々と話すように心がけています。これには明確に理由があり、アメリカでは何にせよ胸を張って自信をもって話さないと相手にされないからです。この前、イギリスから来たばかりの人と話をしたら、それほど自信満々な態度ではなかったので、アメリカ人だけかもしれません。
ただ、おどおどしていると、自信がない=嘘をついている、と判断されてしまう可能性もあり、良くありません。また、日本人英語の特徴にも書かれている、「I think…」「Maybe…」や、「…possiblly…」などの曖昧な表現を意識的に減らさないと、聞き手に「Maybe…」が多すぎるように聞こえるはずなので聞き手側には自信がないように映ると思います。
多少発音などに自信がなかったとしても、話し方で評価が落ちる可能性の方もあるので気を付けましょう。
むつかしい言い方をしたくなる
日本で英語を学んだ人は、複雑な構造をした文章や不必要に難解な単語を駆使して、複雑な英語を使おうとする傾向があります。
せっかく覚えた文法と単語を使いたい気持ちはわかりますし、すごいとは思いますが、回りくどい文章になることが多々あります。一方、英語は簡潔で直接的なコミュニケーションが一般的には好まれますので、日本語の場合でも同じですがTPOに応じた表現を使う柔軟性が大事です。
時制の使い方がおかしい
日本人は時制がおかしい英語を話すことがかなりあります。私自身もまだ上手く使いこなせない場合が多々あります。
先ほどのアクセントの項目でも触れましたが、アメリカ英語では過去形よりも過去完了形を用いることが多く、インド英語では過去形・過去完了形の代わりに現在形を用いる傾向がある、という話がありました。
日本語は、色々曖昧なまま話すことができる言語なので、日本人が英語を学んで話す場合にも日本語のあいまいな部分の影響が出てきてしまい、現在の話をしているのに過去形だったり、過去の話なのに現在形だったり、完了形をうまく使えなかったりという問題が出てきます。
相手によっては通じることも多いですが、誤解を招いているかもしれないので注意が必要です。
日本人英語のアクセント・発音のパターン
一番重大な問題点ではないとは思いますが、発音はやはり重要です。聞き手が想像力を働かせないとわからない英語では、相手によってはわかってもらえますが、わかってもらえなかったり、聞いてもらえないという事態に陥ってしまう危険もあります。
日本語なまりの英語に良くある特徴は、
- 母音の音: 特に /ɪ/ と /iː/ や、 /æ/ と /ɛ/ などの母音の音を聞き分ける、話分けるのが苦手な場合があります。
- 子音の音: 英語の “r” 音や “th” 音など、日本語に存在しない子音があり、区別が難しい場合があります。
- 強勢(ストレス)・イントネーション: 英単語内でストレスを置く位置に苦労することがあり、よく強勢を間違った音節に置いてしまいます。また、日本語で使われる上昇イントネーションパターンを英語に持ち込んでしまうこともよくあります。
などがあります。ただ、先ほどから書いている通り、日本人英語もなまった英語ではありますが通じないことはありません。
日本人英語でも自信が大事!注意点も!!
これまで書いてきた通り、「英語」という一つの決まった形があるわけではなく、多くの人がコミュニケーションツールとして使用するために様々なバリエーションがあり、時代、地域によって大きく変わっています。
今でも、インド英語はかなりメジャーな存在で、海外留学の際に必要となるTOEFL(Test of English as Foreign Language)では、アメリカ英語、イギリス英語と並んで、インド英語が英会話試験で出てきます。
相手を選んで適切な場所で話せば、日本人英語でも通じます。
大丈夫!通じます。
日本人は「空気を読む」と言われますが、アメリカ人もヨーロッパや東南アジア圏と比べても空気を読む人たちが多いので、堂々と話すようにすれば仲良くなれることもあるでしょう。
英語に自信を持つには?
自信がないんだけど?
たくさん英語を使ってみるしかありません!
自信を持てないから困っているんだ、そんな声が聞こえてきそうですが、自信を持つには場数を踏むしかありません。
昔と違ってインターネットで何でもできる時代ですので、インターネット上の通信教室が使いやすくなっていますし、無料で見られる英語の動画も多いです。
耳を英語に慣れさせるのはとても大事なので、見ることでリスニングのトレーニングになるだけではなく、スピーキングにも役立ちます。ぜひ活用してみましょう。
なまりはない方がよい?
じゃあ、日本人英語でも練習しなくていいの?
なまりを減らした方が良い場面も多いので、勉強はつづけましょう!
日本英語でも通じる状況は多いです。が、通じないこともありますし、相手に好印象を与えられるかは別です。
方言、なまりがあることによって、話し手のルーツを聞き手に対して主張することになります。相手によっては親近感を持ってくれることもありますし、逆に相手にとってなじみのない言葉の場合は聞きづらくて嫌がられる場合もあります。
名古屋市長の河村たかし氏のように方言を前面に押し出して活動する人物もいますが、話し相手によって、「田舎者め!」とか「都会者ぶりおって!」と感じる場合もあるでしょう。
一方、アメリカでは、建国以来の白人や黒人の人口比率が減少し、ヒスパニックやアジア系の割合が増えています。特に黒人差別への批判が高まったり、ドナルド・トランプ前大統領が2016年の大統領選挙を戦って勝利した2010年代中盤以降から、もともと移民の国だったアメリカが分断されてきたとよく言われています。
特に日本人、日系人を含むアジア系は、アメリカ合衆国の中でもマイノリティーなのにも関わらず成功者が多いというイメージが作り上げられ、攻撃対象になってしまった場合も過去にあります。
キムによれば、……白人はアメリカらしく優秀であると位置づけられ、黒人はアメリカらしいが劣っていると位置づけられる。これに対してアジア系は、「アメリカらしくないが優秀だ」と位置づけられるのである。
そして人種的な不穏、例えば黒人や中南米系の人々がアメリカ社会に強い不満を感じるようなことがあれば、アジア系アメリカ人のことが高く持ち上げられるようになる。「アジア系アメリカ人は、アメリカらしくないにも関わらず、また日系人は悲劇的な歴史を背負っているにも関わらず、勤勉に働いて成功している。これに対してお前たちはどうなのだ。アジア系を見習え」というメッセージを出す形で、このモデル・マイノリティ神話が使われてきた……1992年のロス暴動では、警察署や裁判所に加えて、韓国系アメリカ人が経営する商店などでも略奪が発生し、大きな被害を出した。この背景に、新来のアジア系が自分たちの雇用を奪ったのみならず、モデル・マイノリティとして高く評価されていることに対する黒人の反発があったとも指摘されている。
アジア系アメリカ人とアメリカ政治(笹川平和財団)より一部省略、強調表示
さらに、新型コロナウイルス(SARS-CoV2)の感染が中国から拡がったことから東アジア人への敵意を持つ人が増えています。アメリカでも日本人が襲撃される事件が発生しています。
アジア訛りというだけで嫌ってくる人もいることを認識し、現地の英語を学んでおいて損はありません。
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