選挙権というと、満20歳以上、平成28年7月10日の第24回参議院議員選挙以降は満18歳以上の日本国籍を持つ人すべての持つ権利です。

でも、実際に投票するには選挙権があるだけではダメで、選挙人名簿に名前が登録されていなければいけません。公職選挙法違反などで選挙権が停止している間は選挙に参加はできませんが、選挙人名簿には名前が残っているそうです。一方、海外から帰国したばかりの人は、残念ながら住民票のある場所では選挙人名簿に名前が載らないので普通には投票できません。

ただ、海外に在住している間に在外選挙人登録をしていれば、帰国後にも在外選挙人名簿には載ったままなので、投票できるようです。

選挙人名簿

選挙権のある人が、選挙人名簿に載って初めて、選挙で投票することができるようになります。

日本の場合は、住民票を作成・転入してから3か月たつと、自動的に選挙人名簿に名前が載ることになりますので、特に気にする必要もありません。移転してすぐに選挙を迎える場合には、新しい住所では投票できず、以前の住所地で投票することになります。

一方、転出した後は、4か月間は転出元の選挙人名簿に載りますが、その後抹消されます。

例えば、4月8日に転入した場合には、7月8日以降に選挙人名簿に載るようです。選挙人名簿への登録が行われるのは、3月2日、6月2日、9月2日、12月2日の4回に加え、選挙の公示日直前(今回の平成28年参議院議員選挙の場合は平成28年6月21日)にも登録が行われます。結果的には、公示日直前の登録をしているのと同じことになるので、事務手続きの問題だけということになりそうです。

抹消されるのが4か月後なので、その間の最大1か月間は二重登録されているということになります。自治体によって二重登録者の対応が大きく違うよう()で、ひょっとして2票投票できるのでは・・・・という気がしなくもないですが、実際に起こることはないか、稀でしょう。

在外選挙人名簿

国外に在住していて日本国内に住民票がない場合には、在外選挙人名簿への登録が必要です。

外務省サイト(http://goo.gl/jktrn1)より改変

結構登録手順が煩雑で、僕が以前登録したときには渡航3か月以降に申請をして、在外選挙認証が届いたのは2か月後くらいでした。なので、選挙が近い時には渡航1か月程度で申請を出さないと間に合いません。早く申請を出せば早く処理してくれるのか、渡航3か月以上たつまで処理が始まらないのかはわかりませんが、僕は選挙公示の1か月半くらいは前に申請したのですが、間に合いませんでしたので、直近に迫っているのであればもう間に合わないと思ったほうがよいです。

在外選挙人証を使った投票

在外選挙人証を使って投票する方法はいくつかあります。外務省のウェブサイト上にわかりやすく書かれているように、

  1. 郵便投票
  2. 在外公館での投票
  3. 日本での投票

を行うことができます。いずれも在外選挙人証の現物が必要です。日本国内で普通に投票するときには、はがきを持っていけば足りたのですがこの場合はそうはいきません。

1994年以降に出国した人については本籍地の選挙管理委員会が管理しています。

帰国後の投票

そのため、帰国後に新しい住所地で選挙人登録されるまでの間は、在外選挙人名簿に登録されたままの状態が続いていますので、在外選挙人証を使って投票することができます。

ただ、前の項で書いたように「本籍地」で投票する形になるので、投票する場合には本籍地に在外選挙人証を持っていき投票します。帰国して本籍地と違う場所に住居を構えた場合には、本籍地まで出向くか不在者投票をすることになります。

不在者投票をする場合には「事前に投票用紙を交付」してもらう必要があるので、該当する選挙管理委員会に申請しておかなければいけません。が、在外選挙人証の現物が必要になるので、帰国の際に破棄してしまった場合など(本当は返却が必要です。。。)は、再発行の手続きをやはり本籍地で行う必要があります。

申請用紙は、外務省のウェブサイト上にあります。

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