2015年12月1日から、労働衛生法の改正により「ストレスチェック」を年に一度行うことが50人以上の事業所に義務付けられました。

厚生労働省のウェブサイト上でストレスチェックテストを行うためのツールが公開されています。なお、公開初期のものは質問項目が間違っていたようで再インストールが必要です。(参考:『ストレスチェック、簡易版プログラムに不備-厚労省、修正版ダウンロードを』CBnews) 

最初は起動できなかったのですが、いろいろ試したら動きました。

ストレスチェック実施プログラム(厚生労働省版)

事業所でストレスチェックを行うためのツールが厚生労働省のホームページで公開されています。なお、配布されているプログラムは個人向けではなく事業所でストレスチェックを行うためのものです。個人用のストレスチェックテストは、『5分でできる職場のストレスチェック』(こころの耳:厚生労働省ホームページ)にあります。

ダウンロード

ストレスチェック実施プログラムはWindows専用でダウンロードして使用します。ファイルが254MBもあり、巨大です。

インストール

プログラム自体のインストールは必要ありませんが、マイクロソフトの追加機能に依存しているのでインストール作業は発生します。

  1. ダウンロードしたZIP書庫ファイル「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム.zip」をどこかのフォルダに展開します。
  2. 「実施者管理ツール」フォルダ内の実施者用管理ツール.exeを起動します。
  3. インストールする必要があるマイクロソフトのプログラムがあればインストーラーが起動します。

起動

インストールが終わると、ストレスチェック実施プログラムが起動します。

厚生労働省版ストレスチェックプログラム

マニュアルに記載されている通り、初期パスワードは「stresscheck」です。最初の起動後は、設定すべき項目をハイライト表示してくれるので、比較的簡単に操作できます。

データファイル

データファイルは「...AnswerData....dat」というファイル名で暗号化されて保存されるようです。暗号化方式や暗号強度は、知りませんが、少なくとも普通に見てデータが読み取れないことだけは確認できました。

データ処理機能

どれだけの人がストレスチェックテストを受けたか、受けていないかを簡単にチェックできます。また、高ストレス者をデータの中から探し出すこともできますので、必要最低限の機能はあるようです。

どの項目を何人が選んでいるのか細かいところは見られませんが、職種ごとにストレス状況の散布図(仕事のストレス判定図)を作成できます。

個人データ処理

個人データの解析結果をチャート図にしたものと説明文にしたものをプリントアウトできます。画面上で複数選択すると一度に作成できますが、「高ストレス者」だけを抜き出してレポートを作成する機能はなさそうです。

また、(暗号を破られなければ)個人の回答データの中身自体を見ることはできなさそうです。この点は地味ですが重要な気がします。

問題点・エラーなど

容量が大きすぎる・・・

インストールファイル内にマイクロソフトの.NET framework 3.5が含まれてしまっています。これが230MBもあるため、全体のファイル容量が250MBを越えてしまっています。Windows7以降には必要がないファイルなので要らないなあと思うのですが、ダウンロードは1回だけですしそれほど問題はないかもしれません。

パーミッション設定

大したことではないですが、ダウンロードしたファイルを右クリックして下のほうにある「セキュリティ:このファイルは他のコンピューターから取得したものです。(...以下略)」をクリックしておかないと、エラーになることがあるようです。

Windowsバージョン

Windows10は出たばかりなので対応していなくても仕方ないとは思いますが、対応OSにWindows XPが入っていて、インストールプログラムが想定しているインストール先がWindows XPというのがなんとも言えません。(Vistaを企業で使っているところはほとんどないでしょうから)

セキュリティのサポートも既に期限が切れているのですから、Windows XPには対応しないで欲しいです。

Windows 7 64 bitで動かない!!

これも、ストレスチェック実施プログラムがWindows XPを対象にしていると僕が思った理由の一つです。Windows 7は対象OSなのですが、どうも64bit版では作動しないようです

最初、64bit OSが入ったパソコン2台に入れてみましたが、2台とも同じエラーで動きませんでした。.NET Frameworkのインストール部分辺りで「予期せぬエラー」が起こるようです。Windows 7ではインストールする必要はないのですが、自動的にインストーラーが起動してエラーを吐き出します。

.NET Frameworkのインストーラーを削除してみても変わらないので、とりあえず動作できませんでした。Windows 7 32bitでは問題なく動作しました。

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