フィードリーダーの「Feedly」へ対応しました。PubSubHubbub関係でいろいろと悪戦苦闘したので記録に残しておきます。

新しく記事を投稿したときに一緒に更新される、「フィード」と呼ばれるものが設置してあれば使うことは出来ますが、それでは不便なのでしっかり対応しようとしてドツボに嵌っていました。「フィードリーダー」はニュースを配信させて読むことができるので、とても便利でお勧めです。

このサイトはライフハック系ではないので記事にするか迷ったのですが、せっかく時間を使ったので書いておきます。

フィード、フィードリーダー

ウェブサイトの更新を探す

よく行くウェブサイトに新しい記事があるかどうか、更新されているかどうか、チェックするために一番原始的(で今でもメジャー)な方法は、ウェブサイトにアクセスして「見てみる」ことです。この方法は単純ですが今でも最高の方法だと思います。

自分の目で更新があるかどうか調べるのは限界があるので、自動でお気に入りのウェブサイトを読み込んで更新があるかどうか見つけてくれるソフトウェアがあります。昔からのネットユーザーの方には、「WWWC」というと懐かしいと思います。ベクター上に今も残っていますが、最終更新日が2003年3月25日でした。もう12年以上前ですね・・・・。「WWWC」に対応させるために、ウェブサイトに専用の記述を入れたりしていたものです。

「WWWC」タイプのソフトウェアは開発されていて、Vectorや窓の杜(Windows用のソフトウェアライブラリ)にカテゴリがあります。

  • Vector『更新チェック』(Windows)
  • Vector『Web自動巡回』(Max OS X)最後にそれらしいソフトウェアが更新されたのが2008年です。新しいのは専用ストアにありそうです。
  • 窓の杜『WEB巡回』(Windows)

RSSフィード

「RSSフィード」というものが何かご存知の方は、結構インターネットに精通した方です。「WWWC」タイプのソフトウェアは便利ですが大きな欠点がありました。更新を探すためにウェブサイトを読みこむ必要があったのです。

更新を探すためだけのために頻繁にサイトにアクセスが発生するのは、見る側にも見られる側にもよくありません。

ウェブサイトのどこに更新があるか、サイトの構成は同じではありませんので、すべてのページを見て回るのには専用ソフトウェアを使っても時間がかかります。また、ウェブサイトには「帯域制限」といって一定の期間での利用者との通信量に制限がある場合が多いです。そのため更新情報を探すためだけのために大量アクセスを受けるのはサイトの運営上も好ましくありません。

こういった問題を解消するために考えられたものが「フィード」で、一定のルールに従って更新ページを(大抵)新しい順に並べて内容も一部(もしくは全部)書いておくものです。

この「フィード」へアクセスすれば、ウェブサイトを全部見て回らなくてもサイトを運営している側が見せたい情報に更新があるかどうか調べられるので、ブログサイトやニュースサイトを中心に広がっています。

フィードリーダー

フィードは、(だいぶ加工していますが)そのままだと

<entry>
<title>はじめに</title>
<published>2015-01-12T03:13:08+00:00</published>
<content type="html"><![CDATA[<p>アメリカ留学に出てもうすぐ3年経ちます。日本で医学博士取得後(MD (PhD))のポスドクをしています。かなりアメリカに慣れてしまっては、いるけれど、今までに思ったことや役立ちそうなことを書いていこうと思います。</p>
<p>1月初めに他のサービスで始めてみたのですが、なんとなく性にあわず引越ししました。再度引越しして、記事を少し改訂しながら載せています。</p>
<p><a href="//ruralpostdoc.com/diary/2-getting-started.html">Read more...</a></p>]]></content>
</entry>

こんな感じで読めなくはありませんがヒトが読みやすいようには出来ていません。フィードを一定時間ごとに自動的に読み込んで読みやすいように整形して、新しい記事の情報を見せてくれるソフトウェアを「フィードリーダー」と呼びます。初めてメジャーになった形式「RSS」にちなんで「RSSフィードリーダー」とまとめて呼ばれたりします。

 

Feedly

このフィードリーダーの中で2015年時点で一番便利で使いやすいと思うモノが「Feedly」です。今のところ基本サービスは無料、広告も現時点ではありません。スマートフォン用の便利なアプリもあり、読んだ記事と未読記事をパソコンやスマートフォン間で同期できます。

有料サービスもあって、最初は5000名限定で生涯99ドルで提供されたようですが、8時間で完売したそうです。(参考:『Feedly Pro、先着5,000名限定の「Limited edition」がわずか8時間で完売』マイナビニュース)

有料版は、2015年7月現在月額3.75ドル(約450円)で、購読しているフィードの更新をFeedlyが見に行ってくれる頻度が10倍になる、新しいフィードを探す検索機能が向上する、無料版ではツイッターとフェイスブックだけだったSNSへの共有機能が拡張される、といった機能を追加できます。

ヘビーユーザーでなければ無料会員で十分ですが、有料登録をしても良いかもしれないと思うくらい便利です。

Feedlyへの対応

ウェブサイトにフィードを設置してあればFeedlyでサイト名やフィードのアドレス(URL)を打ち込めば「Feedlyでフィードを読むための登録」(=「Feedlyでフィードを購読する」と言われます)が出来ます。正直面倒なのですが、僕がFeedlyを使おうと思った時点で、既に数名の方が購読して下さっていました。なんだか嬉しかったですが、ボタン一つで登録できるようになるので、設置しました。

公式サイト上の『Feedly button』ページで表示したいボタンを選びウェブサイトのフィードアドレスを入力すると、ウェブサイトに表示するためのタグが表示されます。このサイトの場合には、

<a href='http://cloud.feedly.com/#subscription/feed/ http://ruralpostdoc...  target='blank'> <img id='feedlyFollow' src= 'http://s3.feedly.com/ ....png' alt='follow us in feedly' width='71' height='28'></a>

といった感じ(加工しています)です。実際にはブラウザに保存されるのと、ここのウェブサイトよりもfeedlyのサーバー、クラウドフレアのほうが多分応答が早いので意味がないかもしれないのですが、画像を自分のサイト上にアップロードしてリンクを差し替えれば完成です。follow us in feedlyfollow us in feedlyこのようなボタンが出来上がって、クリックすれば登録できるようになります。

 

フィードリーダーの更新頻度

これだけの対応でとりあえずは大丈夫ですが、できるならフィードリーダーに即座に更新が行くようにしたいと思ってしまうのがサイトを作っている者の性だと思います。Feedlyの場合、最大12時間ごとにしか更新されません。いろいろ検討した感触としては、有料会員が読んでいるサイトならもっと早いのだと思います。

従来のフィードの場合、ウェブサイト全体を読み込まなくても更新があるかどうかフィードを読みに行くだけで確認できます。でも、それでもまだフィードを読みに行かなければ更新があるかどうか分かりませんので、フィードを読みにいく手間がかかります。

フィードリーダーによっては、頻繁に更新をチェックしにいく設定をすればもっと早く更新を見ることが出来ますが、読者にもサイトにも余計な時間と通信量を強いるので、好ましくはありません。

 

PubSubHubbubによるリアルタイム更新

そこで出てくるのが、PubSubHubbubという仕組みで2009年くらいから話題に上っていたようです。(参考:『リアルタイムな更新通知プロトコル「PubSubHubbub」』gihyo.jp)

技術系のことはあまり分からないので置いておいて、このPubSubHubbubの仕組みを使えば、リアルタイムでFeedlyに更新を伝えることが出来ます。いろいろ失敗した結果、FeedlyはGoogleのサーバーとSuperfeedrのサーバーをハブ(更新を調べるための中継サーバー)として使っているようです。

PubSubHubbubの失敗

PubSubHubbubに対応しようとして、更新を通知できるようになったものの、なぜか2回更新通知が配信されるようになってしまいました。最終的に、今は直せたはずです。

2回配信されてしまっていた原因は、(たぶん)Googleのハブにあったようです。自分で設定するまでは、一つずつしか配信されていなかったのに、Googleに配信が行くようにしたら突然2つずつの配信になりました。Googleへの更新通知を止めたところ、数時間して2つ目の配信が出てしまいました。

原因は、

  • ここのサイトで使っているフィード作成モジュールにバグがあってGoogleハブへの配信が出来ていなかったのを、配信が行くようにいじってしまったこと
  • Superfeedrにサイト情報を登録したこと
  • GoogleハブでのRSSデータ取り扱いがたぶんちょっとおかしかったこと

にあったと思います。いろいろ試したのですが、最終的にフィードをRSSフィードからATOMフィードに変えたことで直りました。

WordpressのPubSubHubbubプラグイン

このサイトでは、Wordpressのプラグイン「PubSubHubbub」を参考にして導入しました。プラグイン「PubSubHubbub」では、

  • http://pubsubhubbub.superfeedr.com/
  • http://pubsubhubbub.appspot.com/

にサイトの更新通知を送っていますが、

  • http://push.superfeedr.com/
  • http://pubsubhubbub.appspot.com/

のほうが良さそうです。Superfeedrはサイト情報を登録すれば、専用のサブドメインに更新通知を送ることが出来るようになります。HTTPでもHTTPSでも挙動は同じようです。

Googleのインデックス

PubSubHubbubでGoogleに更新通知をすると、Googleが即座に認識して検索に反映してくれるという情報があります。このウェブサイト程度ではそんなことはないようで時間がかかります。このウェブサイトでは6月下旬に試したときには反映されていなかったのですが、この記事の場合はすぐに反映してくれました。

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