少し前に思い出して記事にしていた、世界有数の大富豪、ウォーレン・バフェット氏がバックについたバスケットボールのくじは、今年はたぶん開催されないそうです。残念です。

くじは、64チームが参加して毎年3月に行われるNCAA男子バスケットボールトーナメントの全試合の勝敗を当てることができたら1,000,000,0000ドルもらえる、というもので参加費無料でした。

昨年のくじ

去年盛り上がっていたので、今年は参加しようと思って待っていたのですが、どうも今年はないようです。前回の記事で少し触れていた、Yahoo!に賭けのアイディアを盗んだとして訴えられていることが原因ということです。ただ、昨年のキャンペーンは、Quicken Loans、Berkshire Hathaway(バークシャー・ハサウェイ、ウォーレン・バフェットの投資会社)とYahoo!の共催だったのでわけが良く分かりません。提供がクイックンローンズ、運営がヤフーで、保証会社がハサウェイだったようです。

「さすが大富豪、太っ腹」というような書かれ方の記事をよく見た覚えがあるのですが、バフェット氏は保証することで稼いでいます。他の2社も登録者を増やしたりで、広告効果がしっかり上がったに違いありません。ただ、参加者も損しているわけではないところが、サッカーくじや宝くじと違うところです。

クイックン・ローンズ

クイックンローンズのウェブサイトには、まだ昨年のキャンペーンが残されていますが、他にもたくさん同じようなキャンペーンをしています。

クイックンローンズという会社は、名前からわかる通りローン会社です。Wikipediaのエントリーがあったので読んでみました。

  • 1985年創業
  • インターネット上のローン会社全米1位
  • ローン会社全体で全米2位
  • 本社はミシガン州デトロイトのダウンタウン(中心地区、繁華街)にある
  • 全社員10,000名のうち、8,000名以上はデトロイトで勤務している
  • 職員用の住宅を提供しているが、すべて親会社の所有物
  • 2004年に残業代未払いでコンサルタント(社員ではないかも)に訴えられたが2011年に陪審員の決定で勝訴した

参考:『Quicken Loans』(Wikipedia 最終更新2015/2/21 00:25UTC)

ただし、Wikipediaには作成・編集者が会社の関係者なので中立性のポリシーに違反していると記載があります。

無料だけど

キャンペーンは無料で参加できたのですが、ローン会社に登録してYahoo!にも電話番号、メールアドレスなどの個人情報を登録して認証しないといけませんでした。さらに規約を読むと最初に登録した1500万人だけが参加できるということと、アメリカ50州の合法的住民からの応募のみ有効だということなので、日本からはダメだったようです。当選確立は約9,223,372,036,854,775,808分の1と見積もられて居たので、当選者がいなかった場合に20人に10万ドルの賞金があったのを無視すると、期待値は約1億分の1セントと、応募するのにかかる電気代よりも安そうです。宝くじと同じで、期待値を考える人には向きません。

他にもある!

今年はバフェットのキャンペーンはありませんが、他のものがいくつかあって、最大100万ドルだそうです。ESPNのものとCBSスポーツのものはアメリカの住民限定、100万ドルのものはシカゴの住民限定のようですが、主催団体であるNCAAのものはそういう記載がないので日本からも応募できるかも知れません。(正しいかわからないので、気になった方は規約を読んでみてください。)

個人情報を出すのが若干気になりますが、アメリカではこういうものに参加していなくても、そもそも情報がネット上にたくさん出ていたりしますので、そんなに変わらない気がします。

August 2017
Mo Tu We Th Fr Sa Su
31 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 1 2 3

ログイン(DISQUS/Facebook/Twitter/Google)なしでもコメントでき、その場合管理人の承認後表示されます。