先日、CNNに出ていた"Civil Asset Forfeiture"(市民財産の没収)の記事について研究室のアメリカ人にどう思うか聞いてみました。ニュースの趣旨は、「交通違反で切符を切られるときに持ち物チェックされて、犯罪に関係するかどうかに関わらず現金その他を没収される場合がある」というものです。基本的には現金のようですが(実際運用されているかは別として)価値のあるものすべてが対象になりうるのではないかと思います。(検索するとヒットするので、詳しいことはそちらで・・)

話をしたアメリカ人の反応は、

一人は、田舎生まれで高校~大学まで都会で過ごし田舎に戻ってきた若者で、聞いたことがなさそうでした。

もう一人は、「そうやってクレームをつける人がいるのは知っている。でも、この没収された人の中にどれくらい犯罪者がいたかだね」と、偏向報道だという意見です。さすがにサイエンティストな考えだと思いました。

日本に当てはめたらどうでしょうか?

警察官が一時停止違反を待ち構えていて、違反者のかばんを開けて現金をすべて押収
さらに、違反者の家を別の警察官が家宅捜索(CNNの10万ドル持っていたケース)
(架空の話です)

恐ろしいです。 ただ、国民性の違いが大きいのでそもそも現金をそれほど持っているという時点で怪しいという考えはできると思います。僕の場合、在米3年間で使った現金は1000ドルに満たないと思います。そのうち700ドル以上はネイティブアメリカン居留地でクレジットカードが使えなくてやむなく使ったものですので、日常生活では人とやり取りした分を入れても200ドルちょっとです。大き目の買い物は小切手を使いますし、小さくても小切手のときがあります。 高額のひったくり事件がよくある日本とはだいぶ違いますので、多額の現金を持ち歩いている時点でずいぶん怪しいとは言えると思います。

この制度に反対する団体によると一年間で数億円以上没収とはありますが、元の記事には一番少額でいくら没収されたのか記載がありません。少額でも没収されるのは嫌ですね。ただ、スピード違反で捕まっても、普通はこういう体験はしないはずです。それもあって、CNNの記事の二つ目(年間の没収件数が多すぎる警官)があるのだと思います。

少し無理やりな感もあるニュースなので実生活にはまず影響しない(と思いたい)ですが、とられたくないものを持っている場合には気をつけて運転しようと思います。

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