アメリカは、よく「自由の国」といわれます。実際、日本よりも「自由な競争」が多く、厳しい社会であると感じます。

今日のCNNのBreaking newsにこんなものが出ていました。
CNN http://www.cnn.com/2015/01/21/us/asset-seizures/index.html
(CNN日本語版では見つかりませんでした。)

自由の国といいながら、黒人の権利が公的に認められたのはベトナム戦争の頃ですし、第二次世界大戦の頃の日系アメリカ人強制収容や財産没収などの歴史があります。ただ、こういうことがあるとは知りませんでした。

いわく、

バイクを運転中に警察に止められた際に、手持ちの現金を押収される場合がある

ということです。例とともに記事になっています。

"Civil Asset Forfeiture"(市民財産の没収)と呼ばれる制度だそうで、1980年代から広まったものだそうです。差し押さえ要件は、記事によると「警察官が、犯罪にかかわるかも知れない」と思う場合のようです。記事に出ていた例は、10万ドル(約1200万円)の現金を差し押さえられ、その後に交渉の結果9万ドルを返却された、というものと、ある保安官代理が1年で12件以上の没収をしていて、没収した現金と一緒に誇らしげにセルフィー(自分で自分の写真をとること)していた、というものでした。

10万ドル押収された人は、

"It has had widespread and deep impacts on my life," said William "Bart" Davis, one of the two poker players. "It's my primary focus right now. It's made me aware of the things I was unaware of. And made me angry."
(前述CNN記事より )

「衝撃的なできごとで、今はこれが一番の関心事です。今まで気づかなかったことに気づかせてくれました。あと、私を怒らせた出来事です」と言っています。日本でもそうですが、法律は知っていようと知っていまいと適応されます。もしも、アメリカで現金を持つことがあれば、交通ルールをしっかり守らないと、全額没収されるかもしれません。

没収された人は生涯獲得賞金23万ドル(2500万円強、たぶん同一人物です)と出ていますが、現金を10万ドル持っているというのはやはり不自然です。バイクに乗っていること事態が警戒される原因の一つなのかもしれません。(関連記事『テキサス州ウェーコとアメリカ暴走族』)

気になって調べました・・・(リンクを貼りたくないので、「Civil Asset Forfeiture policy manual」で検索すると最新版が出てくるはずです。

現金だけでなくマネーオーダー、各種チェック(トラベラーズチェック、パーソナルチェック、キャッシャーズチェック)も没収対象のようです。その下に株とか、投資口座とかも書いてあるので、この記事のものと同一の目的かどうか、あまりに長くて読めないので、正しいかどうかわかりません。

  • マネーオーダー(money order): 郵便局そのほかで作る送金用小切手。その場で支払いをする。郵便局のものは失くしたり盗られた場合は再発行可能とウェブサイトに書いてありますが、某知恵袋に不可だという回答を見つけました。

  • トラベラーズチェック(travellers' check): 旅行小切手。失くした場合の保証が出るはずですが、日本では販売終了しています。

  • パーソナルチェック(personal check): いわゆる小切手。銀行で処理されると銀行口座から引き落とされますので、ときどき振り出した小切手がcancel(支払い)されたかどうか調べておかないと不渡りになります。

  • キャッシャーズチェック(casher's check): 銀行小切手。銀行の窓口で作るマネーオーダーのようなものです。銀行口座の残高から引かれます。

いずれも、警察に没収されたからといって、保障される、はずがないので、気をつけないといけませんね・・・。知りませんでした。少なくともパーソナルチェックは渡す直前までサインしないようにしようと思います。

September 2017
Mo Tu We Th Fr Sa Su
28 29 30 31 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 1

ログイン(DISQUS/Facebook/Twitter/Google)なしでもコメントでき、その場合管理人の承認後表示されます。