2015年4月12日に2016年アメリカ大統領選への出馬を表明した、元ファーストレディー、前国務長官の民主党ヒラリー・クリントン氏ですが、アメリカだけではなく日本でも比較的どうでもいい関連記事が量産されています。それだけ、注目されている有力候補ということでしょう。

ヒラリー・クリントン氏の経歴

今更ですが、ヒラリー氏の経歴をウィキペディア『ヒラリー・クリントン』(最終更新 2015/4/18 09:10)を読んでおさらいしました。それほど興味がなかったため、知らなかったことも多いです。

1947年生まれの67歳で、大統領に当選したら任期初めには69歳、1期目終わりには73歳です。69歳での就任は、1981年就任の故ロナルド・レーガン大統領と並んで最高齢の新大統領になります。

  • イリノイ州シカゴで保守派の家庭に生まれ、16歳の時には共和党で活動。マサチューセッツ州にあるリベラルアーツカレッジの女子大学ウェルズリー大学へ進学したあと、共和党の政策に疑問を持ち、1968年の大統領予備選挙ではベトナム反戦を唱える民主党候補を応援するとともに、民主党でも活動。
  • ウェルズリー大学卒業後はアイビーリーグ・エール大学のロースクールに通いビル・クリントンと出会って、1972年の大統領選挙では民主党候補を支援。1973年に弁護士になり、1974年には下院司法委員会のニクソン大統領弾劾調査団に参加。
  • その後アーカンソー州に移り、1976年の大統領選挙では民主党カーター候補を支援。同年にビル・クリントンがアーカンソー州司法長官に就任。1978年にはビル・クリントンが32歳でアーカンソー州知事に選出。
  • 1991年にビル・クリントンが大統領選挙に出馬し、1993年から2001年までの8年間、アメリカ合衆国のファーストレディとして活動。
  • 2000年にはニューヨーク州上院議員選挙に出馬し、当選。2009年1月まで上院議員を務めた。
  • 2007年から2008年大統領選挙予備選挙に出馬したが、現オバマ大統領に及ばず撤退。
  • 2009年1月21日から2013年2月1日までオバマ大統領の下で国務長官(大統領継承順位4位、1位は副大統領、2位下院議長、3位上院仮議長)。

 

大統領選へ2度目の挑戦

2015年4月12日に大統領選へ出馬することを表明するビデオを公表しました。

Hillary for Americaというサイトも立ち上がっていて、寄付とボランティアを募っています。今のところ、アイオワ州、ニューハンプシャー州、ニューヨーク州、ネバダ州、サウスカロライナ州が出ていますが、他の州でも応募できるかもしれません。

このビデオで話題をさらったのは、「ヒラリーがほとんど出ていない!」ことです。2分19秒の動画のうち、ヒラリー氏が写っているのは合わせて6秒くらいです。

"I'm getting ready to do something too. I'm running for president," she says. "Americans have fought their way back from tough economic times, but the deck is still stacked in favor of those at the top. Everyday Americans need a champion, and I want to be that champion."
"So you can do more than just get by. You can get ahead. And STAY ahead. Because when families are strong, America is strong," she says. "So I'm hitting the road to earn your vote. Because it's your time. And I hope you'll join me on this journey."
出典:『From 'I'm In' to 'It's Your Time': Clinton's Announcements Then and Now』(NBC News)

ビデオ内の本人の発言はこれだけで、他はいろいろな人種の家族たちに喋らせています。他の候補を圧倒的に引き離す知名度があるからできることだとは思いますが、前回2008年の出馬表明ビデオとの落差が激しいです。

見れば見るほどよく作ってあるビデオです。

日本語での解説付きの記事がありました。チャンピオンになりたい、という件に「あれ?」と思ったのですが、「擁護者」だそうです。参考:『【ニュースで学ぶ英語】ヒラリー・クリントン氏が立候補表明 「チャンピオンになりたい」ってどういうこと?』(ハフィントンポスト)

 

さまざまな話題

出馬前からずっと注目されていたヒラリー・クリントン候補ですが、出馬表明してから1週間でビデオの内容についての話題以外にも、いろいろなモノがネット上に出ています。目に付いたものを載せていきます。

  • 4/15 『ヒラリー・クリントン氏の404エラーページのダジャレに気づく人はどれだけいる?』(DallasVoice.com)
  • 4/15 『Female Go Ape Marketing CEO says women shouldn’t be president』(DallasVoice.com)
  • 4/16 『素晴らしく巧妙なヒラリー氏のキャンペーンロゴ』(Gizmodo)
  • 4/16 『ヒラリー氏は「チポトレ」で食事、中道派狙うなら「タコベル」―スタバは民主寄り?』(WSJ)
  • 4/17 『ヒラリー・クリントン就任後にUFO情報公開か? ワシントンの“UFOロビイスト”も注目!』(TOCANA)
  • 4/19 『ヒラリー・クリントン大統領選出馬に何故か号泣して反対する男の子が可愛すぎると話題』(AOL via Livedoor)
  • 4/20 『North Carolina man's obituary: 'Do not vote for Hillary Clinton in 2016'』(CNN)

どの記事も、選挙自体とは関係ないことを話題に上げています。ひょっとしたら、話題づくりに依頼された記事、の可能性も否定は出来ませんが、注目度の高さを反映していると思います。

 

ヒラリー・クリントン氏の404エラーページのダジャレに気づく人はどれだけいる?

ヒラリー氏のページで、存在しないページを表示させたときに出てくる、404ページ(ウェブサイトが存在しないことを示すエラーページ)のメッセージが面白い、という記事です。某夢の国にいるアヒルと一緒にとった家族写真にquacked up(アヒルの鳴き声)と書いてあり、これがcracked upとかけた駄洒落だという内容です。

今でもこのページをみることができるのですが、キャラクターの肖像権に厳しい会社だと思うのですが、ヒラリー氏なら良いのか、許可されているのか、これをみても判断できません。選挙戦が進んだときに、問題にならなければ良いですが。

 

Female Go Ape Marketing CEO says women shouldn’t be president

(女性経営者(Go Ape Marketing)が「女性は大統領になってはならない」と発言)

女性がみな応援しているわけではなく、女性の経営トップが、「女性は大統領には不適格」と言っているという記事です。 理由としてあげられているのは、ホルモン変動が良くないということと、聖書に良くないというようなことが書いてある、という2点です。

が、聖書にはそういう記載はない、もしくはニュース記者が見つけられなかったようです。

When contacted about her post by KTXA-TV (Channel 11, the local CBS affiliate), Rios told reporter Steve Pickett, “There’s an old biblical sound reasoning why a woman shouldn’t be president.” She didn’t, however, say where she found that in the Bible, but did say that it there was a “biblical sound reasoning in my mind.”

今日、CNNにもこの発言が取り上げられアンダーソン・クーパーにインタビューされています。(ビデオ『Female CEO claims 'A woman should not be president'』CNN.com)ホルモンの話はでてきますが、聖書の話はでてきません。

 

North Carolina man's obituary: 'Do not vote for Hillary Clinton in 2016'

(ノースカロライナの死亡記事:「クリントンに投票しないで」)

ノースカロライナ州で、「2016年、ヒラリー・クリントンに投票しないで」という死亡記事が出たというニュースです。死亡したのは、Larry Uprightという81歳の男性で熱心な共和党支持者でした。

この死亡記事は、(おそらく)遺言などではなく家族の独断で作られたもののようです。ニュース記事には、

Son Michael Upright said he knew his father would enjoy the request.
"We know he's up there giggling right now, just laughing out loud," he told WSOC.

「父はこれをみて、笑っているだろう。」というようなことを息子が言っているとあります。

他のものもそうですが、こんなことが記事になるところが、ヒラリー・クリントン氏の注目度の高さが表れています。これだけでは、予備選のことなのか代理人選挙のことなのかわかりません。(予備選は党内の候補者選挙なのですが、党員ではなくても登録すれば投票できる州が多いはずです。外国人はわかりません。)

 

素晴らしく巧妙なヒラリー氏のキャンペーンロゴ

確かに、見やすくてどこに使っても視線を誘導するのによさそうです。これは流行るかもしれませんね。FedEXの矢印(→)は今まで気づきませんでした。

 

ヒラリー氏は「チポトレ」で食事、中道派狙うなら「タコベル」―スタバは民主寄り?

こんなところまで意識して、いるのでしょうか?しているのかもしれません。

チポトレは出てくるのが早いファーストフードの中では、材料へのこだわりがあって好感度が高い店です。タコベルが東京へ再進出したとニュースになっていますが、チポトレが日本へ出てきたらタコベルよりも遥かに人気がでると思います。日本人に人気が高いハワイには未進出ですが、本土にはかなりたくさんあります。

 

ヒラリー・クリントン就任後にUFO情報公開か? ワシントンの“UFOロビイスト”も注目!

なんとなく信憑性が高いような、高くないような。記事にされて話題になっている、クリントン政権で主席補佐官・オバマ政権で上級顧問をしていたJohn Podesta氏のツイートは、今は削除されているようです。John Podesta氏は政府を辞めてヒラリー氏の選挙で活動しているようです。代わりに関連ツイートを乗せておきます。

 

ヒラリー・クリントン大統領選出馬に何故か号泣して反対する男の子が可愛すぎると話題

こんな小さな男の子をして「ヒラリーが大統領になるに違いない。僕がなりたかったのに」と言わしめるところがヒラリー氏の強い影響力を示していると思います。ただ、なんとなく親のヤラセを疑ってしまいます。

この男の子が何歳なのかわかりませんが、こんなにしっかりしゃべる年齢でおしゃぶりをしているのがなんとも。

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