SpaceXのイメージ映像です

2015年になり何度かニュースを目にしていた、宇宙船の打ち上げロケットを回収する試みがとうとう成功したそうです。

ニュースに出てきたスペースX社のロケットではなく、Amazonで有名なJeff Bezos(ジェフ・ベゾス)氏のBlue Origin(ブルー・オリジン)社のロケットだそうです。一般ニュースへの露出があまりなかっただけで、実験していたのですね。

もう少しで成功しそうだと盛んに宣伝していたイーロン・マスク氏のスペースXではなく、別の会社が成功したという辺り、競争が激しいんだなあと感じます。

Blue Origin

Blue Origin社は、2000年にAmazonの創業者ジェフ・ベゾス氏によって立ち上げられた会社です。

Amazonの創始者だから色々手を出せていいなあと一瞬思わなくもないのですが、良く考えるとAmazonの創業は1994年ですので、2000年はAmazon創業6年目で、Amazon.co.jpが立ち上がったのも2000年11月です。

その頃は今ほど大きくなかったですから、やはり目の付け所と先見性があったということでしょう。

Blue Origin社の本社と開発拠点は、Amazonの本拠地と同じくワシントン州シアトル周辺にあります。打ち上げ拠点はテキサス州にあります。アメリカの宇宙事業は、スペースX、オービタルATKだけかと思いきやブルー・オリジン社もあって、しのぎを削っているというようです。

ロケット着地実験成功

世界初のロケット垂直着地に成功したのは、2015年11月23日です。

アマゾン創業者で CEO のジェフ・ベゾスが設立した宇宙開発ベンチャー Blue Origin が、再利用可能ロケット BE-3 の垂直着陸に成功しました。再利用型ロケットの着陸成功は世界初。
出典:『アマゾンCEOの宇宙開発企業がロケットの垂直着陸に成功。イーロン・マスクのSpaceXを出し抜く(動画)』(Engadget日本語版)

日本語記事でも引き合いに出されている、イーロンマスク氏のスペースX社は以前からロケットの垂直着地を試みていました。(参考:『スペースXのロケット、打ち上げ後数分で爆発』『ロケット回収実験に思うこと、なぜいつもネガティブなのか』 )

ロケット垂直着地

なぜ垂直に着地させることにこだわるかという点ですが、使用済みの打ち上げ用ロケットは今まで海などに落として回収していました。海に落ちると錆びてしまいますし、電気系統は駄目になってしまいます。これを、濡れずに、転倒させずに着地させることができれば、打ち上げ用ロケットの再利用が可能になる道が大きく開けると考えられます。

アメリカ的と思う

今回のロケット着地開発競争を見ていると、実にアメリカ的だと思ってしまいます。

新しい技術の開発、特許の取得に熱心ですが、少し前の国際宇宙ステーションへの補給作戦失敗『スペースXのロケット、打ち上げ後数分で爆発』にあるように既存の技術を磨き上げることにはそれほど腐心しないように思います。

アメリカの工業製品を見ていても、小売店を見ていても感じますし、病院を見ていても新しい薬剤や技術の開発はすごく早いのですが、細かい技術という点では日本の医師に見劣りします。(カリスマ医師などは違うかもしれませんが)

でもiPhoneやTwitter、Facebookなど世界的に大流行するものはアメリカ発祥です。特許は最初に開発した人に大きな利益をもたらす仕組みですし、日本からもこのような大ヒットが出てくれるといいなあと思います。車などの故障したら危ない工業製品は、日本製はいいですよね。

最近の日本発で目新しいものといえば、ノーベル医学賞に輝いた山中伸弥教授のIPS細胞や厳密に日本発かはわかりませんが中村修二教授の白色LEDでしょうか? 

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