ポツダム宣言のポツダム・ハウス

8月14日は日本よりは意味が薄そうですが、記念日です。この時期にアメリカで本屋に入ると第二次世界大戦の歴史本があります。(普段も置いてあるのかもしれませんが目立ちません。)

去年もレジのところに置いてあったのですが、今年は一冊手にとって買ってみました。

アメリカの終戦記念日

アメリカでは、終戦記念日はV-J Day(Victory over Japan Day)と呼ばれています。

僕の住んでいる町では特に何もなさそうですが、検索するとイベントをしているところもありました。検索して見つかったのは、ニューヨークとカリフォルニア州サンディエゴ(参考USS Midway to hold V-J Day celebration Saturday』)くらいです。

ニューヨークでは、1945年8月14日にタイムズスクエアで撮影された水兵キス写真『勝利のキス』にちなんだお祭り騒ぎがあったようです。今のところ見つけられたのは、the Japan Timesと中国のニュースくらいなので、ずっと戦争ばかりしているアメリカ人にはもうそれほど強い関心はないのかなと思います。

Kissing the War Goodbye『Kissing the War Goodbye』若干改変しています

Hundreds of pairs lock lips to re-enact ‘V-J Day in Times Square’ smooch(the Japan Times)

有名な写真のようですが、2バージョンあってアメリカ政府職員が撮影したパブリックドメイン『Kissing the War Goodbye』と『V-J Day in Times Square: 勝利のキス』という名前の写真があります。英語のタイトルと邦題が全く違いますが、パブリックドメインの写真と名前が混ざったようです。

イギリスの終戦記念日

なぜかアメリカから検索すると、ロンドンのV-J Dayイベントの様子ばかりが出てきます。

買った雑誌:MHQ

Amazon.comで上記リンク(Kindleバージョンのサブスクリプション)を見つけたのですが、冊子体はなぜか今のところリストされていませんでした。

Why Did Japan Quit?

「Unconditional Surrender WHY DID JAPAN QUIT?」というサブタイトルがついています。「なぜ日本は無条件降伏して戦争を止めたのか?」という記事です。中身を読んでみたのですが、ちょっとタイトル負けしている感じでした。ただ、日本兵の武装解除の様子や、原爆投下後の広島郊外をさらに空爆した後の空撮写真など僕は見たことがない写真が載っていました。

著者のRichard B. Frank氏(リンク:Wikipedia)は何冊か第二次世界大戦関連の著作があるようですが、タイトルだけ見るとなんとなく考え方が分かるような歴史研究者でした。

前書き

気になった記事ではなくて、前書きのほうが「ああ、そうだよね」と思わされる文章でした。一部引用すると、

One truism about military history is that the victors are usually the ones who write the history, with akk the preductable biases, distortions, self-promotion, and self-serving hyperbole that one might expect.

...中略...

published history is not inert but —at any given time—incomplete and always subject ti future revision, by both winners and losers.

出典:『Both Sides Now?』(MHQ Autumn 2015 Volume 28 Number1, 5)

歴史は後から変わっていくもの、変えられていくもので、普遍ではないのだ、ということを言っているのですが、日本の戦国時代・江戸時代、その他の時代の歴史認識は少しずつ変わっている(ような気がします。詳しい人からしたら、今頃知ったのかといわれそうですが)のに、より近い近代について変わっていかないはずがないと思います。

Michael W. Robbins氏という編集者が書いたもので、ウェブサイトに毎号編集者の記事がアップロードされているのですが、雑誌は売っていますがネット上には最新号が2015年夏号と書書かれています。そのうちネットにも出てくるかもしれません。(Amazonで売っていないのもそのせいかもしれません・・)

中東の記事など

第一次世界大戦あたりからヨーロッパ諸国が中東に入っていって、如何にして今の混乱状態に至る影響を与えたか、というような記事や、第一次世界大戦中のアメリカのプロパガンダポスター集やら、日中戦争の間に中国にいたドイツ人参謀の話など、古代から現代までいろいろな話が載っていました。

たまに読むと面白いのですが、英語なので一部だけ拾い読みです。

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